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ワーク・ライフの傾向と対策 vol.6

「イクメン転職」を考える。

「イクメン」というキーワードが浸透し、「男性だって育児も家事もするのが当たり前」という認識が広まった一方で、男性の育児休業を取り巻く現実はあまり変わっていないようです。

育休は男性・女性を問わず子が1歳になるまで取得できると法律で定められています。2010年には、父母ともに育児休業する場合は子が1歳2ヶ月になるまでに取得期間が延長され、2014年には雇用保険から賃金の最大3分の2の育児休業給付金を支給する制度もできました。にもかかわらず、2014年の男性の育休取得率は2.3%で、ここ数年ほとんど伸びていません。
「上司に何と言われるか…」「前例がないから…」
働く男性にそんな不安があることは想像に難くありません。

NPO法人ファザーリング・ジャパンの調査によれば、出産した妻のサポートなどで仕事を休む際、育休を取らず有給休暇等を充てる男性が約半数に上ることが明らかになっています。NPOではこれを「隠れ育休」と呼んでいます。
厚生労働省では、男性の育児休業取得率を2020年度に13%に引き上げることを目標に掲げていますが、これを達成するには職場の風土改革や、部下をサポートする"イクボス"の育成が欠かせません。

男性従業員に育休を取得させた事業主に対して奨励金を支給する自治体が増えています。千葉市、新潟市では、育休を取った男性本人にも奨励金が支給されます。
女性だけでなく、男性も出産・育児と自分のキャリアをリンクさせて考える時代が到来しています。よりよいワーク・ライフ・バランスを求めて転職する、あるいは地方に移住するといった選択肢も、柔軟に選び取っていきたいものです。

※NPO法人ファザーリング・ジャパン
http://fathering.jp/
※千葉市 男性の育児休業取得促進奨励金
https://www.city.chiba.jp/kodomomirai/kodomomirai/shien/ikumen2.html
※新潟市 男性の育児休業取得促進事業
http://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/danjo/worklifebalance/ikukyu.html
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