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ワーク・ライフの傾向と対策 vol.38

転職期間を「なるようになる」にしないために

新卒の就職活動と、転職活動の違い。それはレールに乗って動くか、自分で動くかの違いです。前者は選考や会社説明会が一斉に動き出すため、そこに合わせていけば良かったのですが、転職活動となると、始めるタイミングや進め方は自ら決めなければなりません。

転職を行う上でまず行いたいのが、再就職までにかかる時間や流れを把握し、計画を立てることです。最近は在職中に転職活動をスタートさせる人がほとんどで、具体的な転職活動を開始してから希望する企業で働き始めるまでは3〜4カ月かかるのが一般的です。
ただし、思わぬところで長引いて予想以上に時間がかかってしまうことも少なくありません。
よくあるのが、上司にあの手この手で引き留められて希望通りの時期に退職できないケースです。逆に転職先の企業の都合で内定獲得から就業まで7〜8カ月待つことになった例もあります。こうなると新天地で頑張ろうというモチベーションを保つことが大変ですね。

いずれにしろ「なるようになれ」ではなく、どのタイミングで上司に相談していつ退職するか、引き継ぎにどれくらい時間を見ておくかなど、自分の意志と置かれた状況を明確にして、転職期間を見通しておくことが大切です。

効率よく転職活動を進めるためには、志望業界の求人状況や応募条件、採用基準の傾向などの情報を収集し、応募しやすい時期や職種を確認しておくことも重要です。こちらは転職のプロが得意とする部分です。ぜひ転職エージェントを頼りにしてください。
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