ワーク・ライフの傾向と対策 vol.34
転職エージェントへの相談から、マッチングを経て、めでたく希望する企業の内定獲得のゴールまで、転職活動にかかる時間はケースバイケースですが、平均するとおよそ3~4か月というところでしょうか。かなりの長丁場になるため、ほとんどの方は収入面を考えて在職中に求職活動を行います。
もちろん、さまざまな理由から現職を辞めて転職活動をする方もいらっしゃいます。そこで重要なのは、転職活動の資金や収入がない期間の生活費に対して、きちんと備えておこうということです。
特にUターンIターンなど遠方の企業を希望する場合は注意が必要です。面接が何度もあると交通費もばかになりませんし、最終的には転職に伴う引っ越しが待っています。またUIターンに限らず、スーツや制服などを購入しなければならないケースもあるでしょう。社会保険料や税金の支払いなど、後から思わぬ出費が発生することもあります。
金銭的に不安な中での転職活動は、冷静な判断ができなくなることが一番の問題です。「あまり納得できないけど、これ以上転職活動が長引くのは困る…」と妥協してしまうと、後で後悔することになりかねません。
やはりお勧めは、現職を続けて収入を確保しながらの転職活動です。加えて、すべて自力でやるのではなく「転職エージェントに任せるべきことは任せる」姿勢も重要です。特にUIターン転職の際は、求職者と企業との間に立ってスケジュール調整や交通費の交渉をしてくれるエージェントは非常に頼れる存在です。地方に拠点を構えるエージェントなら現地の優良企業の情報を豊富に持っていますし、エージェントとの面談はSkypeなどを利用すれば、時間とお金の節約になります。
余裕ある転職の資金計画を立てるためにも、ぜひ転職エージェントを活用してください!
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