ワーク・ライフの傾向と対策 vol.30
国が地方創生を重点政策に掲げ、各自治体の移住者支援策も年々充実している今、若年層からシニアまで幅広い世代で「田舎暮らし」のニーズが高まっています。そんな田舎暮らしをサポートする『田舎暮らしの本』(宝島社)は、2012年から毎年、定住促進に積極的な市町村を対象にアンケートを実施し、田舎暮らしの魅力を数値化してランキング形式で紹介しています。
2015年12月29日発売の宝島社『田舎暮らしの本』2月号では、全国574の市町村の回答をもとに「2016年版 住みたい田舎ベストランキング」が発表されています。
<総合ランキングトップ3>
◆第1位:朝来市(兵庫県)、岩美町(鳥取県)
◆第3位:武雄市(佐賀県)、豊後高田市(大分県)、宇佐市(大分県)
<その他のランキング>
◆「村」部門 第1位:青木村(長野県)
◆「移住者数」部門 第1位:能美市(石川県)
◆「子育て世代にぴったりな田舎」部門 第1位:伊那市(長野県)、洲本市(兵庫県)
総合ランキングでは兵庫県朝来市と鳥取県岩美町が同率で1位に。二市町とも「子育て、住宅、雇用など移住者支援が充実している」など総合的に点数が高かったことから選ばれています。
部門別では、「村」部門で長野県青木村が、「移住者数」部門で石川県能美市が、「子育て世代にぴったりな田舎」部門で、長野県伊那市、兵庫県洲本市がトップになっています。
田舎暮らしには憧れるけれど、実際の移住先選びは難しいもの。まずは同書で各市町村の特徴をチェックしてみては?
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