ワーク・ライフの傾向と対策 vol.19
NPOふるさと回帰支援センターが2月16日、「移住希望地域2015」を発表しました。
同NPOでは、運営する「ふるさと暮らし情報センター」の来場者を対象に、2008年から毎年調査を行っています。
2015年のランキングは…
1位:長野県
2位:山梨県
3位:島根県
4位:静岡県
5位:岡山県
6位:広島県
7位:高知県
8位:秋田県
9位:大分県
10位:宮崎県
11位:富山県
12位:長崎県
13位:香川県
14位:山口県
15位:新潟県
16位:福島県
17位:熊本県
18位:岐阜県
19位:鹿児島
20位:和歌山島/三重県
首都圏から近い長野県・山梨県は安定した人気で、ここ数年順位を入れ替えながらワン・ツーにランクインしています。
注目は前年の8位から3位に大幅に順位を上げた島根県。県内の全自治体が参加して移住相談会を開催するなど、移住者の受け入れに力を入れた結果が表れたかたちです。このほか広島県、秋田県、高知県、大分県も大幅に順位を上げています。
同NPOは、移住を希望する都市住民と全国の地方自治体のマッチングを行っていますが、移住相談件数も20代~30代の若者世代を中心に大幅に増えているということ。特にUターンの傾向が顕著だそうです。
国も地方への移住・転職を進めていて、助成金が出る場合もあります。
「自然豊かな環境で子育てしたい」「のんびり暮らしたい」「通勤ラッシュから逃れたい」―。そんな思いを持っている人は、地方暮らしへ目を向けてみてはいかがでしょうか。
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