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ワーク・ライフの傾向と対策 vol.163

オフィスワークの眠気対策

2025.10.10

オフィスワークの眠気対策

秋は気温が下がり、過ごしやすい季節である一方、日中にウトウトしやすい時期でもあります。夏の疲れが蓄積されていることに加え、朝晩と日中の寒暖差が大きく自律神経が乱れやすいことが、眠気を招く背景にあるといわれています。
また、日照時間が短くなるにつれて睡眠を促すメラトニンの分泌が増えることも、秋の眠気に関係しているといわれています。
とはいえ、仕事中に眠気に襲われるのは困りもの。
決められた休憩時間や業務の合間の小休憩を上手に活用して、眠気をリフレッシュしましょう。

【眠気対策その1:仮眠をとる】

仕事中の休憩時間の過ごし方に関するある調査では、14.1%の人が「仮眠する」と回答しています。
30分程度の短い睡眠は、業務の質向上につながるといわれています。
「生産性が向上する」「従業員の健康維持につながる」といった理由で社内に仮眠室を設置する企業も増えています。また、2〜3時間の長めの昼休憩を設けて自由に過ごせる「シエスタ制度」を導入している企業も見られます。
ひと昔前は「仕事中に昼寝なんて…」という風潮もありましたが、健康経営が重視される今は、仮眠を積極的に活用して仕事のパフォーマンスを高めようという考え方が広まっています。

【眠気対策その2:カフェインを摂取する】

脳を覚醒させ集中力を高める効果があるカフェインは、コーヒーのほか、緑茶・紅茶・ほうじ茶にも含まれています。
肌寒くなってきたこの季節、温かい飲み物を一杯用意する時間は、それだけで気分転換になります。終わりの見えないデスクワークからいったん離れ、軽くストレッチしたり、窓の外の秋の景色を眺めたり、同僚と雑談しながら飲んだりすることで、カフェインによる覚醒効果に加え、眼精疲労の回復や座りすぎの防止にもつながります。

また、カフェインは摂取後15〜30分後に効果が出始めるという特性があります。このタイムラグを活用し、仮眠前にカフェインを摂取しておくと、目覚めた後すっきりと業務に戻りやすくなります。この方法は厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも紹介されています。

【眠気対策その3:デスクでできることをする】

温かい飲み物を用意するほどではないけれど眠い……というときは、デスクにいながらできる対策でしのぎましょう。
背筋を伸ばし、椅子に深く腰掛けて姿勢を整えるだけで、身体と脳に取り込む酸素量が増え、眠気が和らぎます。耳のツボを軽く刺激するのも効果的です。難しく考える必要はなく、耳全体を上下・左右・斜めに引っ張ったり揉んだりするだけで、手軽にリフレッシュできます。秋の深まりとともに眠気も増しがちですが、こうした小さな習慣を取り入れることで、午後の業務も乗り切りやすくなります。



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