ワーク・ライフの傾向と対策 vol.154
ライフスタイルや働き方の多様化が進んでいる昨今、地方移住は人生の選択肢のひとつになっています。
全国の自治体がさまざまな移住促進の施策を展開していますし、フォーラムキャリアのように移住を伴う転職のサポートに力を入れる人材会社も増え、地方で新生活を始める上でハードルは下がってきています。
全国の自治体と連携して地方移住を支援している認定NPO法人ふるさと回帰支援センターは2024年3月、地方移住に関するアンケート結果をもとにした「移住希望地ランキング(2023年)」を発表しています。
同調査は、2023年1月4日~12月27日の期間、新規のふるさと回帰支援センター窓口相談者、新規のセミナー・相談会など参加者17,056人を対象にアンケートを用いて行われたもの。2009年から実施しており、今回が15回目となります。
移住希望地ランキングは「窓口相談」と「セミナー参加者」に分けて発表しており、それぞれTOP10は以下のようになっています。
1位 静岡県
2位 群馬県
3位 栃木県
4位 長野県
5位 宮城県
6位 福岡県
7位 北海道
8位 山梨県
9位 山口県
10位 広島県
1位の静岡県は、2020年から4年連続、窓口相談でのトップの座を守っています。多くの年代から人気で、首都圏からのアクセスや利便性の高さを生かした結果とのことです。
2位の群馬県は、前回の9位からランクアップしました。地震が少ないなど安心・安全な移住先候補として、また生活費や教育費の安さから、子育て世代からの相談が急増しているそうです。
7位の北海道(前回12位)、9位の山口県(前回15位)も窓口での相談件数の増え、大きくランクアップしています。
1位 群馬県
2位 愛媛県
3位 和歌山県
4位 新潟県
5位 長野県
6位 高知県
7位 広島県
8位 福島県
9位 北海道
10位 静岡県
セミナー参加者では、前回14位の群馬県が初めて1位となりました。移住希望者のニーズに即したセミナーを多数実施することで、集客につなげました。
また前回8位の和歌山県が今回は3位と大きくランクアップしています。
いかがでしたでしょうか。
「魅力的な地域があれば移住を検討してもいいかも」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
なおフォーラムキャリアは新潟・北陸 ・山陰・四国・沖縄の各地にオフィスを構え、地方移住を伴う転職で多数の実績があります。興味をお持ちの方は、ぜひご相談ください。