転職百科

フォーラムキャリア転職百科>「笑顔」忘れていませんか?

ワーク・ライフの傾向と対策 vol.138

「笑顔」忘れていませんか?

「笑顔」忘れていませんか?

突然ですが皆さん、「笑顔をつくること」に戸惑っていませんか。

2023年3月13日より、マスクの着用は個人の判断に委ねられ、2023年5月8日からは新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行しました。街中では今もマスクを外す人、着ける人、それぞれの姿がありますが、気温が上がるにつれマスクをしない人が増えてきている感はあります。

そこで気になるのが「笑顔」です。

コロナ禍でマスクが欠かせなかった3年間、私たちの顔は運動不足の状態が続いてきました。普段顔がマスクで隠されていることから、口はあまり動かしません。在宅勤務で人と接する機会が激減したため笑顔になる場面もありません。エンタメやスポーツなど密な状態で大きな声を出して笑うことも憚られました。そんなことから、笑顔がぎこちなくなってしまう、笑顔に自信がなくなったという人が増えています。

そこで今、企業の研修などで注目されているのが、衰えてしまった口元の筋肉を鍛え直す「笑顔のトレーニング」です。
笑顔は接客や販売、営業など、人と接する仕事に就いている方にとって特に重要です。また、風通しの良い、働きやすい職場環境をつくる上で、笑顔が果たす役割は大きいです。


トレーニングはプロにお任せして、いい笑顔のチェックポイントだけご紹介しましょう。

鏡の前で笑顔をつくってみて

(1)口角が上がっている
(2)上の歯が見えている(目安は6本)
(3)左右のバランスが取れている
(4)目尻が下がっている

ことを確認してください。
口角が上がる→ほおが上がる→ほおが下まぶたを押し上げて優しい目元になる…というしくみで笑顔が生まれることを意識すると自然な笑顔になります。


笑顔だけでなく、マスクを外したあとの身だしなみ全体を見直そうとする動きもあります。

コロナ禍ではメイクのあり方も大きく変化しました。ある調査によれば、コロナ禍前後(2019年/2021年)で日常的にファンデーションを使用する女性は半数以下に激減したとのことです。 でも自分に自信を持ち、相手に良い印象を与える上で、やはりメイクや身だしなみは大切です。最近は男性もコンシーラーでひげ跡を隠すなどメイク技術を取り入れています。

笑顔も身だしなみも「仕事のために」と義務的に取り組むのではなく「自分の心を明るくしよう」という前向きな気持ちで楽しめるといいですね。

一覧に戻る >

pagetop