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ワーク・ライフの傾向と対策　vol.127

「リスキリング」で活躍できる人材に。

突然ですが、「リスキリング」という言葉をご存知でしょうか。

リスキリング とはre-skilling、すなわち職業能力の再開発・再教育のことです。
特にデジタル技術の進展にともなって新しく生まれた「これまで誰も行ったことがない」業務に対応するスキルを身につけるために、人材の再教育や再開発を行う取り組みを指します。

日本では、労働人口の減少や、地方と都市部、大企業と中小企業のデジタル格差、全般的なデジタル人材の不足が大きな課題となっています。またコロナ禍でリモートワークやオンライン会議や浸透するなど働き方も多様化しています。こうした背景からリスキリングを社員教育に導入している企業が増えています。

一方で「勤め先では実務に関係する研修しかない」「新しいスキルや知識を学んでみたいけれど、どうすればいいか分からない」「フリーランスなので学びの機会が少ない」という方もいらっしゃるでしょう。
そういった方におすすめなのが、日本リスキリングコンソーシアムが提供するトレーニングプログラムです。

日本リスキリングコンソーシアムは、国や地方自治体、民間企業などが一体となってリスキリングに取り組むことを目的に今年6月に設立されました（主幹：グーグル日本法人 ）。当社のパートナーであるパーソルグループ（パーソルキャリア株式会社）も参画しています。

コンソーシアムのウェブサイトに登録すると、リスキリングパートナー企業16社が提供する、200 以上の多様なトレーニングプログラムが無料もしくは有料で受講できます。 学習テーマはマーケティング、テレワーク、インターネットセキュリティ、クリエイティブ、AI、データ分析・分析など多岐にわたります。受講形式としてオンライン、オフライン（セミナー）、資料ダウンロードなどが選択できるので、働いている人はもちろん、転職を考えている人、育休中の人、シニア、経営者、フリーランス、学生などあらゆる人が自分に合った方法で学べます。
さらにトレーニングプログラムを受講した人は、希望すればジョブマッチングパートナー8社による就業支援を受けることができます。

サイト登録は無料ですし、無料プログラムも充実しています。登録してどんなプログラムがあるかだけでもチェックしてみてはいかがでしょうか。「今はこんなスキルが必要とされているのか」「こういった知識があれば転職に有利だろう」といったキャリアアップのヒントが得られるはずです。

目まぐるしく変化する時代、リスキリングという切り口に限らず、学び続ける姿勢は大切です。
転職活動やキャリアアップに先手を打つつもりで主体的に学び、継続的に自分をバージョンアップしていきましょう。

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